
「猫トイレは猫砂を使ってるけど、散らかるんですよね…。猫砂は必要って聞いたから使ってるんですが…。やっぱり猫砂って使わないとダメですか?」



こういった疑問に答えます。
こんにちは、ヒデハルです。
猫2匹と暮らしてます。(twitterはこちら)
もし猫砂でお困りなら「トイレシート」を使ってみてはどうでしょう。シートは、猫にも人にもやさしいですよ。
わが家での経験を元に、そのあたりを解説します。
猫のトイレは、猫砂/シートどっちがいいの?
優劣はありません。それぞれ特徴が違いますから。
そもそも猫砂ってなんのため?
猫には「自分の排泄物を隠す」という習性があります。理由は以下の2つ。
- 理由①:居住環境をきれいに保つ
- 理由②:縄張りの中で、排泄物の臭いが他の生物(猫が狩猟するネズミやウサギなど)に悟られるのを防ぐ
上記のとおり。
室内飼育が一般的になった現在でも、猫にはそのなごりが本能として残っていて、猫が排泄物を隠すための砂が必要。
でも単なる砂だと臭うから、より消臭効果の高い猫砂が普及した、というわけ。
トイレに猫砂を使うときのデメリットとは?
猫砂が「猫の本能を満たす」「消臭効果」のために登場したことはわかりました。
とはいえ、猫砂を使うと、以下のような問題が起きるんですよね。
猫砂の問題点↓
- 問題①:トイレまわりが汚れる
- 問題②:猫が猫砂を食べて体に悪い
- 問題③:猫砂をトイレに流して詰まる
上記のとおり。
1つ目の問題は、トイレまわりが汚れること。これは排泄後の砂かけ動作によって、猫砂がトイレの外にとびちるからですね。
2つ目の問題は、猫が猫砂を食べちゃうこと。原因のひとつに「空腹をみたすため」もあるかと。猫砂は食べるために作られてないので、体に悪い。
3つ目の問題は、人が猫砂をトイレに流して、トイレが詰まること。トイレに流せるタイプの猫砂も、詰まらないように充分に気をつけましょう。
※ちなみに、わが家は猫砂を使って、上記3つの問題すべてにぶち当たりました…。
トイレシートとは?メリットやおすすめ商品を紹介
世の中には、犬猫用のトイレシート(ペットシーツ)というものがあります。
赤ちゃんのおしめみたいな素材で、猫のおしっこを吸収してくれます。厚さ(薄型、厚型)や大きさ(レギュラー、ワイド)もいろいろ。
猫砂でお困りなら、トイレシートを使ってみてはどうでしょう?
トイレシートのメリットって何?
トイレシートにすれば、猫砂の問題点が解消されて、以下のようなメリットがあります。
- メリット①:猫砂がとび散らないから、トイレ周りがキレイ
- メリット②:猫砂を食べないから、猫の体の心配がなくなる
- メリット③:ゴミ箱に捨てれるのでトイレが詰まらない
上記のとおり。
わが家では、猫砂からトイレシートに変えて、悩みが解決しました!
トイレシートの使い方は?
わが家では、保護猫の飼い方|初めて猫を室内で飼うときの注意や準備とは?で紹介してるように「屋根付きタイプ」のトイレを使っています。
そのトイレに以下の感じでシートを敷いてます。


まず底に厚型のシートを敷きます。薄型1枚だと、おしっこの量が多いとべちゃべちゃになるので。そして奥に横に薄型を1枚ずつ。うちの猫はおしっこをあちこち飛ばすので。
お使いのトイレや、猫ちゃんのおしっこの量・やり方に応じて、シートの位置・枚数を調整すればOK。
おすすめのトイレシートはコレ!
わが家で使ってるトイレシートをご紹介。
以下の2つは、どちらもペット用品販売で有名なチャームの品。違いは厚さだけで、わが家では併用しています。
薄型のトイレシート
以下は薄型タイプで160枚入り。1枚あたり約6円とコスパ良し。
ただし、シートが薄いので、おしっこの量が多いと吸収しきれないときあり。


厚型のトイレシート
以下は厚型タイプで72枚入り。1枚あたり約13円。
1枚あたりの値段は倍になりますが、シートが厚く、おしっこの量が多くても1枚でしっかり吸収できます。


以上、おすすめトイレシートの紹介でした。
トイレシートを使うデメリットは?
ここまで、猫砂でうまくいかなかった方に、トイレシートをおすすめしてきました。
最後に、トイレシートを使ってデメリットは無いのか?を紹介します。
そもそも猫砂ってなぜ使ってたんだっけ?
思い出しましょう。猫砂の目的は以下でしたね。
- 猫砂の本来の目的①:猫の本能を満たす
- 猫砂の本来の目的②:消臭効果
では、猫砂 → シートにしたら上記の2つはどうなるでしょうか?
検証①:シートに変えると、猫の本能は満たせなくなるの?
シートに変えると、たしかに猫の砂かけ動作はできなってしまいます。
でもわが家の猫をみていると、排泄後に後ろ足でシートをシュッシュッと蹴っているので、本能も満たせている気がします。
あくまで推測ですけど。
検証②:シートに変えると、臭くてたまらない?
シートに変えると、たしかに排泄物を砂の中に隠すことはできません。
よって、単純に排泄後を比較すると、猫砂よりもシートの方が匂いはキツくなります。
でも逆に言えば、その匂いによって、飼い主は猫の排泄にすぐ気づけるようになります。
気づけばすぐに排泄物を処理し、シートを交換するので、匂いは収まります。
その結果、猫のトイレはいつも清潔に保たれるので、むしろ猫砂よりも衛生的です。
まとめると、猫砂からシートに変えたときのデメリットは以下の2点。
- デメリット①:排出直後は、匂いがキツくなる
- デメリット②:トイレを世話する回数が少し増える
もし上記を許容できるのであれば、シートはおすすめです。
ということで、昔のわが家と同じく、猫砂でお悩みなら、ぜひトイレシートをお試しください!
以上、トイレシートのご提案でした。
まとめ: 猫砂でお悩みならトイレシートがおすすめ。トイレはむしろ衛生的に!


記事のポイントをまとめます。
- 猫砂でお困りならトイレシートを使ってみよう ・利点①:猫砂がとび散らないからトイレ周りが清潔 ・利点②:猫砂を猫が食べないから体への心配なし ・利点③:ゴミ箱ポイなのでトイレが詰まらない
- 排泄後にシートを蹴るので、猫の本能も満たせる
- 排泄毎にシートを交換すれば、匂いは問題なし。むしろ猫砂より衛生的
といった感じ。
猫砂でお悩みなら、一度トイレシートをお試しください。
トイレシートなら、猫にも人にもやさしいですよ!
わが家で使ってるトイレシートのリンクを貼っておきますので、よければどうぞ▼



